道行再考ワークインプログレスvol.2
リーディング上演『芦刈(あしかり)の道行』を実施しました。

脚本:渡辺紀子 演出:英衿子(ハナさくラボ)

日時:2021年7月31日(土)15:00〜
会場:アイホール 2階「カルチャールームA」(http://www.aihall.com/
プログラム:リーディング上演(約35分)/アフター解説会(約20分)
企画・制作:道行再考プロジェクト

パンフレット表紙イラスト:イスミ マサキ

【STORY】
平安時代の摂津国で仲睦まじく暮らしていたある夫婦。しかし、生活が傾き、2人は別離を選ぶことに。元夫を忘れられない女の魂は現代の大阪に現れ、旅行者の男を連れ出し、かつてそこに存在したが忘れ去られた名も無き人々の記憶をめぐる。しだいに、隣を歩く男に、あるはずのない記憶が呼び覚まされ…。

【脚本作者からのあらすじ・みどころ】
本作『芦刈』は蘆刈説話を題材に葦(アシ、ヨシ)のように名もなき人々の記憶を主題とする。平安初期に没落して運命の分かれた名もなき夫婦の物語は、『大和物語』や世阿弥による現在能『蘆刈』を通して今に伝えられている。本作は設定を現代の大阪に変えて夢幻能仕立てとし、男に心を残す女の亡霊が転生した男と再会を果たす物語にした。前世の記憶を失った男の前に女はボランティアガイドとして現れ、難波宮跡から桜之宮までの「橋づくし」の道行に男を誘う。道中、それぞれの場所に眠る人足、芦刈人、遊女、河原者、野宿者、済州島出身者たちの記憶/亡霊が次々と呼び起こされ、二人の過去を交差させてゆく。

【CAST】
中川 満紀子/稲山 雅也/江藤 豊子/佐藤 恵子/田上 知枝/美輝 安里

【STAFF】
脚本:渡辺 紀子/演出:英 衿子/舞台監督:町田 康典/音響:篠折 朋/美術:篠折 朋、髙木 由起、渡辺 紀子/制作:田中 遙/道行ガイド:渡辺 紀子、ちはや/広報(パンフレット):ちはや/Special Thanks:アイホール(敬称略)