浅枝寛之〈俳優/リサーチャー〉
大学卒業後、1999年にピッコロ演劇学校に入学し、演劇を本格的に学ぶ。東京での活動を経て、関西に戻る。2019年、演劇ラボラトリー・木ノ下歌舞伎プロジェクト(アイホール)を受講し、コロナ禍で非公開となったものの20年ぶりに舞台に復帰。今回演じる清盛に縁ある京都、神戸、宮島を訪れてその足取りを辿るなど、役作りのために力を注いでいる。
稲山雅也〈俳優〉
61歳の手習いで役者を始めて8年。2015年より西宮市の劇団ふぉるむ金曜倶楽部で1年修行しつつ、劇団そとばこまち1ヶ月限定劇団ハルヤスミンにて初舞台を踏む。同劇団から派生した劇団FUKKENの研究生に。劇団神戸での研修を経て、2017年より宝塚の劇団BIGMOUSEに所属。これまでの公演出演は20数回に上る。主な出演作に、梅雨1カ月限定劇団ツユミン公演『熱血!夜間校クラブ!略してヤガク!』(2015年)、演劇ラボラトリー・上田一軒+村角太洋プロジェクト公演『14RELATIVES:14人の親戚』(2021年)、劇団BIGMOUSE公演『人情 駆け込み寺の夫婦噺』(2022年)などがある。
江藤豊子〈俳優/リサーチャー〉
芝居好きが高じて、40半ばを過ぎてから市民劇団に参加、観る側から演じる側に転じる。劇団野火の会を経て、演劇集団DesseTenmaの立ち上げに参加する。自劇団の他、他劇団でのワークショップ公演やボランティア公演・朗読など年3作品を目標に活動している。主な出演作に、『頭痛肩こり樋口一葉』(2018年、シアター生駒)、『公園物語』(2018年、DesseTenma)、『おとな食堂』(2022年、劇団フジ)など。作品の世界観を伝えられる役者でありたいと意識している。夢は文楽人形を演じること。
小野 毅〈俳優/リサーチャー〉
大学時代より12年間舞台俳優として活動し、14年間の休止期間を経て舞台に復帰。その2年後にコロナ禍により活動休止を余儀なくされ、2022年6月に復帰。これまでに30公演以上に出演し、ある意味、ベテランで、素人。主な出演作に、扇町アクトトライアルoffice utatane『グレイオルゴール』(1996年、OMS)、劇団THE 9BARAN『選んでソウロウ騙してゴメン』(2000年、新神戸オリエンタル劇場(当時))、千年団『天井のひと』(2019年、高槻現代劇場)などがある。面白い役者、見ていて気になる役者でありたいと常に思っている。
小山祐美〈俳優/リサーチャー〉
様々なジャンルでのパフォーマンス経験を経て、1991年より俳優に。現在、テアトルアカデミー所属。ダンス、日本舞踊、薩摩琵琶の素養を生かし、演劇、ミュージカル、新伝統など多様なジャンルの舞台に出演し、花の妖精からお化けに武将まで幅広い役をこなす。主な出演作に、『GOTTAエンターテインメント』(2019年)、突劇金魚制作・GFT『桜の森の満開の下』赤名人役(2021年)、『舞語りLignee』(2021年)などがある。近々、『舞語りHenge』とShow Tunes vol.7『ミュージカル・ディズニーソングコンサート』に出演予定。
佐藤恵子〈俳優〉
1993年、地元の劇団「風」に入団。その後、大阪市民劇団「かけはし座」、劇団「野火の会」を経て、仲間と共に演劇集団「デッセ・テンマ」を立ち上げる。2020年からはEN SUITA R-teamにも所属。可愛いうさぎの声から妖艶な女や老婆まで声を使い分けて演じる。一人語りのライブ、コンサートやイベントなどの司会も担当する。主な出演作に、『見よ、飛行機の高く飛べるを』安達先生役(1999年)、『ハムレット』ガートルード役(2009年)、『彼岸花の咲く場所から』(2018年)などがある。「舞台の上で生きる」楽しさに魅せられて、舞台に立ち続けている。
竹山裕佳子〈俳優/リサーチャー〉
幼少期から「劇」に強い関心と憧れを持つ。1996年、劇団M.O.P.入団。主宰マキノノゾミ作・演出の『黒いハンカチーフ』『リボルバー』『さらば八月のうた』(紀伊国屋ホール他)など14作品に出演。2010年の劇団解散後は様々な劇場の企画に参加。主な出演歴に、北九州芸術劇場『不思議の国のアリスの帽子屋さんのお茶の会』公爵夫人役、京都芸術センター『新・内山』アキミ役、映画『父のこころ』(谷口正晃監督)詩織役などがある。台詞を台詞として話さない事に定評があり、近年はコンテンポラリーダンスや日本舞踊、歌にも表現領域を拡げている。